第35回九州大学サッカーリーグ1部
第11節 12月6日 駅前不動産スタジアム
福岡大学 vs 鹿屋体育大学
3(2-2,1-1)3
得点者
福岡大学:40分 河野 秀汰、42分 今田 源紀、52分 今田 源紀
鹿屋体育大学:5分 小屋原 尚希、27分 五十嵐 理人、54分 根本 凌
※両チームのスターティングメンバーはこちら
インタビュー
福岡大学 井上健太 選手試合後コメント
九州大学サッカー連盟 理事長 淺田 昌吾 様
ライブ配信アーカイブ
ハイライト
福岡大学サッカー部 乾 真寛 監督による試合レポート
「0-2から一気の劇的逆転劇、直後の同点弾を浴びて4連覇逃す」
クラシコ前に日本文理大が宮産大に勝利して勝点26となり、優勝への条件はクラシコ勝利あるのみとなった。
しかしながら、大事な試合序盤の入り方が徹底出来ずDFラインがばたつき、勢いよくシンプルにロングボールを蹴り込む鹿屋体大に押し込まれてしまった。
立ち上がり4分に最初の鹿屋CKから失点、続く26分にもDF河野の不用意なパスミスからスルーパスで崩され、あっさり失点した。いきなり0-2ビハインドを背負う苦境に立った。
先発FW青木が鹿屋DFラインの背後に抜け出せないまま、流れを掴めず苦しい立ち上がりだった。
30分の給水タイムで青木に替えて今田を投入して前線のパワーアップを図った。
メンバー交代で明らかに流れが変わり、前線からの守備やルーズボールへの出足が良くなり、セットから河野ヘディングで1-2、その3分後にはFW今田が力強く決めて、怒涛の反撃で一気に2-2同点とした。
後半戦も出足良く攻撃して今田の逆転弾で3-2と見事に勝ち越した。
しかし、そのわずか2分後にクロスからのヘディング同点弾を鹿屋FW根本に決められて3ー3とされた。せっかく勝ち越したが、そのキックオフ直後のわずかな油断、守備陣のスキを突かれて失点してしまい、優勝が手のひらからこぼれ落ちたようだった。
その後も、井上、阿部から再三絶好のクロスが上がりチャンスの形を掴むがキャプテン梅木のヘディングがわずかに決まらず、無念のタイムアップ。クラシコの一戦に相応しい3-3の激しい撃ち合いの展開となったが、試合全体を振り返ると、前半の入り方、DFラインのパスミス、勝ち越し直後の失点など、試合運びに未熟さがあり、難しい試合を勝ち切る強いメンタリティや経験値が不足していた。
一年生5人がピッチに立つ若いチームを四年生が背中で引っ張り、逆境でもたくましい福大魂を見せたが、あと一歩力及ばず、リーグ戦4連覇を逃す結果となってしまった。
悔しいが九州地区第二代表として、全国大会の舞台でで有終の美を飾れるように最後までチーム力を高めていきます。
九州学生クラシコに対しての熱いご支援、ご声援に感謝申し上げます。